2023.11.24お役立ち情報
卵のプチ知識 第十二個目【販売形態】

こんにちは、エッグセンターヤマテの山手です。

ここでは意外と知られていない卵のプチ情報をご提供していきます。

卵のプチ知識【第十二個目】は卵の販売形態についてです。

 

卵というと一般的には下記のような卵パックに入ったものを想像すると思います。

卵のプチ知識 第十二個目【販売形態】の投稿画像02

主にコンビニやスーパーで販売する形態ですね。

10個入りのパックが一般的です。

単身者向けに6個入りも時々販売されています。

 

次に紹介するのが箱玉です。

卵のプチ知識 第十二個目【販売形態】の投稿画像03

古紙を再生した専用の卵トレー(モールドトレー)に入っており、段ボールに梱包したものです。

飲食店さんなど卵を多く使う業者さん向けの形態です。

1箱の卵は10㎏の重さになるように入っていることが多いです。

弊社のようなGPセンターや卸売りの業者さんが飲食店さんなどに直納している場合が多く、一般の方はあまり見かけないかもしれませんね。

ただ、通信販売の卵はこの形態が多いので通販で買われる方は馴染みがあるかもしれません。

 

最後は液卵のご紹介です。

卵のプチ知識 第十二個目【販売形態】の投稿画像04

液卵は読んで字のごとく、卵の中身だけを取り出した液状の卵です。

こちらは卵をとてもたくさん使う業者さん向けの形態です。

カステラや玉子焼きなどを工場で大量生産する場合などに使われていることが多いです。

殻を割る必要がないことがメリットですが、消費期限が最大で4日しかないことがデメリットです。

消費期限を大幅に伸ばした冷凍卵という形態にすることもあります。

卵のプチ知識 第十二個目【販売形態】の投稿画像05

液卵を冷凍したもので1年以上の消費期限があります。

ただし、デメリットもあり、解凍しても液卵には戻らずゲル状に近い状態になってしまうため、調理しても卵らしいふわふわとした触感はなくなります。

そのため、カステラなどの柔らかい食品には向いておらず、せんべいなどの固い食品向きの形態となります。

液卵の一般販売は見たことありませんが、冷凍卵はスーパーさんに置いてあることがあるようです。

 

今回の卵のプチ知識【第十二個目】はここまでとさせていただきます。

ご清覧ありがとうございました。